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2022/2/13
「『ありがとう』 JPBA WOMEN'S ALL☆STAR GAME 2022」終了

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「『ありがとう』 JPBA WOMEN'S ALL☆STAR GAME 2022」本日2日間の日程を無事終了しました。2019年から始まり今年で4回目、女子選手にとってシード権を獲得してこそ出場することができるこの大会、会場にはファンの皆様から応援する選手に贈られた花々が所狭しと飾られ、開幕に相応しい華やかな大会となります。

しかし予選は2日間を掛けてラウンドロビン形式での前半15、後半12の全27ゲーム、体力と精神力の勝負です。
1Gごとに目まぐるしく順位が入れ替わる予選を制して抜け出した5名による決勝ステップラダー 5位決定戦は、本大会第1回目2019年覇者にして昨年から6連勝を狙う姫路麗(33期 No.352 フリー)対 本大会2020年覇者 坂本かや(49期 No.544 永山コパボウル)。
姫路はダブルスタートでしたが、何かがしっくり来ていなかったか、ボールの選択に迷ったか、その後が繋がらず、一方の坂本は前半躓きながらも後半は冷静に中目で幅を使ったラインを取り、上手くストライクを重ね、女王の連勝を阻みました。

4位決定戦はそろそろ2勝目が欲しい霜出佳奈(50期 No.559 サンスクエアボウル)に勝ち上がりの坂本が挑みます。坂本はストライクスタートでしたが、序盤は両者ウッドレーン特有の難しさなのか、アジャストに苦労する様子、5フレで何とか両者ダブルを持ってきて立て直したかに見えましたが、まだ先の抜けに安心できません。
そして本当の勝負は8フレ1ピン差からでした。両者ダブルでの10フレ1投目、霜出がターキーとしたところ坂本が9本、その後霜出が念押し4thとして勝利を決めました。

3位決定戦は2勝目を狙う三浦美里(47期 No.520 フリー)対勝ち上がりの霜出、引きたてのオイルが先で動き始めたか、しかしアジャストは対照的でした。霜出が立ち上がりに苦労しているところ、三浦が2フレから4th、逆に霜出は5フレからターキーとしたところ、三浦がバラつき、スコアは7フレで並びます。
9フレ両者ストライク、10フレ、先に切れた方が負けとなる大勝負が続きます。
2勝目を狙うもの同士、どちらも勝ちたい、勝たせたい10フレ2投目、先に投げる霜出のボールは厚めに入っての7本、三浦はあわやスプリットかと思われた薄めからストライク、痺れる勝負をモノにしました。

優勝決定戦で待ち受けるのは3勝目を狙う中島瑞葵(53期 No.582 小嶺シティボウル/ABS)。弱冠18歳にして3勝目を狙う中島、ダブルスタートで盤石に見えましたが、3フレから先のオイルに捕まります。一方の三浦はインサイドから中目を狭くライン取り、冷静にスペアを拾い、ノーミスで凌ぎます。
その後も少し膨らんで外目に触ってしまうと抜けるコンディションに合わせられない中島に対して、三浦は緊張からか終始硬い表情でしたが、穴を開けることなく投げ切り、見事に嬉しい2勝目を掴み取りました。

優勝:三浦美里(47期 No.520 フリー)
 
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