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「第37回六甲クイーンズオープントーナメント」神戸六甲ボウル にて2日間の日程を本日終了しました。
優勝は中島瑞葵(53期 No.582 小嶺シティボウル)、ルーキーがなんとプロテスト合格後に2戦連続優勝してのビッグタイトル獲得。
決勝ステップラダー4位決定戦は小池沙紀(49期 No.542 アミュージアム高松)対 本間由佳梨(46期 No.499 サンコーボウル/ABS)。小池がオープンスタートでしたが、本間が10ピンに飛ばしに苦労する隙にターキーを持ってきて、逆転。その後、最終ポジションマッチ10フレでパンチアウトを決めて4位に滑り込んだラウンドロビンから続く本間の気合い溢れるガッツポーズもワンマーク及ばず、小池に軍配が上がりました。
勝ち上がった小池は3位決定戦でキム・ソヒョン(52期 No.578 フジ取手ボウル)との対戦、ちょっとの膨らみで先が甘くなるコンディションでしたが、小池は前戦で変化を掴んだか、アジャストに苦しむキム・ソヒョンを悠々かわし、優勝決定戦に進出します。
待ち受けるは2018年の第34回大会で弱冠中学2年生ながらベストアマを獲得し、先日のレディース新人戦でプロ初戦で優勝した中島瑞葵(53期 No.582 小嶺シティボウル)。
中島はルーキーとは思えない堂々と落ち着いた立ち居振る舞いとルーティンでしたが、ストライクが続かず、6フレから34Lだけボールをチェンジ、以降2つのボールを投げ分ける作戦に出るも、やはりストレイクを重ねられずに、10ピンとの闘いに。
小池は5フレから厚めをねじ込んでターキーとし、沙紀スマイルと共に投球にゆとりも感じられ、完全に小池ペースになったかと思われました。
しかし小池、8フレをオープンとしたところで何かがズレたか、9フレからターキーを持ってきて尚もあきらめない想いがしぐさから分かる中島の気迫の押されたか、10フレをオープンにしてしまいます。観ている者全てが絶句する中、中島は最後の1投でガッツポーズ、勝利が渡りました。
中島は17歳2ヶ月にしてプロとしてJPBAツアー最年少優勝、強い強いルーキーが誕生しました。
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