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プロボウラー・インタビュー |
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三浦美里 MIURA MISATO |
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2014年プロ入り47期 No.520 |
神奈川県出身 |
161cm |
右投げ |
優勝2回 |
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ボウリング |
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写真提供:三浦美里 |
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両親ともにボウラーという環境で、特に母は競技ボウラーで当時 津野泰治プロ(2014年退会)に指導を受けていて、私もついて行ってハウスボールで遊ぶっていう頃からボウリングは目の前にあって、小学校3年ぐらいでマイボールを作ったんですが、私は何しろ"飽き性"というか続かないタイプで、ジュニアのミニバスやったり野球やったりとあれこれ齧ってました。
中学では3年間部活で卓球をやって、区大会で優勝、市大会で8位入賞するほどだったんですが、それで満足したのか、もういいやって。で高校受験を考えた時、勉強は好きじゃないから他に何やりたいかな、あ、じゃぁボウリングでもやろうかな、じゃぁボウリングで名門の釜利谷高校行こうって。
決まったらとりあえず練習しておこうと、入学前には青木 剛(45期 No.1105 ムサシボウル/ABS)プロのスクールに通って準備して。 |
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師匠 |
釜利谷高校のボウリング部では、私が入学した時にちょうど矢野欽太(30期 No.721 狐ヶ崎ヤングランドボウル)プロがコーチとして戻っていらしたタイミングで、何しろ部員が私の他に月に一回くらいしか部活に来ない経験者と2人だけという状況だったので、もうがっつりご指導いただきました。
そのうちダブルスに出ることになったんでクラスメイトをしつこく誘って入部してもらって、結局部員3人にはなりましたけど、相変わらずスーパー飽き性+諦め性の私でも3年間続けられたのは、矢野プロの押し付けず、短所を活かす考え方と褒めて伸ばす指導のお陰だったと思っています。 |
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写真提供:三浦美里 |
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写真提供:三浦美里 |
中学時代の卓球は個人競技というよりは団体戦的な部活だったので、周りに合わせる感じだったところに、ボウリングでは「個」を出していいんだ、前向きに考えること、という私にとって真逆に感じた捉え方も良かったのかもと思います。
そのまま卒業する頃にプロテスト受けてみるか、という話になって、矢野プロのプロショップでアルバイトさせていただくことになって、気が付いたらレールが敷かれていて「もう逃げられない」みたいな。 |
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パワーの源は |
子供の頃はほとんど喋らず、写真嫌い、超ネガティブ思考の"偏屈"っ子で、つまり自分のことだけを長くはない物差しで測っていた感じだったんですが、プロになってお客さんに応援していただいたり、レッスンで私を頼ってきてくださったり、試合で声援をいただいたりする環境になって、それに"応えたい"と思うようになりました。自分のために投げているイメージは今も無いんですけど、誰かのためなら頑張れるというか、めげちゃダメって本気で思えるようになりました。
トーナメント以外にもレッスンも好きで、矢野プロの教え通り、参加した方の話を徹底してヒアリングしてというところに重きを置いていて、結構、評判もいいんですよ ♪ ここでもやっぱり「誰かのためなら頑張れる」スピリットなんです。 |
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写真提供:三浦美里 |
元々自分は優れたところがないし才能がないと思って来たんですけど、ボウリングはそれでも自分が納得できるまでチャレンジできるし、上手になれるところがいいなぁと思っていますし、それをたくさんの方に伝えたいなと思っています。 |
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自分磨き |
今ハマっていることは「自分磨き」。
2020-2021シーズンでB公認とはいえ優勝したのにギリ、シードになれなかった時に何かを変えなくちゃ!と思って、トレーニングとダイエットに取り組んだんです。
食事制限は糖質制限を中心に、夜は豆腐だけとか、何かと厳しい母がさすがに心配したほどでしたけど、半年で10kg絞って、マックスで13kg、トレーニングの方は結構ハマって、丸一年がんばりました。
今もパーソナルジムは継続中で、美容系にも目を向けています。
この先は誰かのためになるように、人の役に立つように努力しつつ「三浦美里」像を作り上げるように頑張ろうと思っています。
→ 三浦美里 |
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2023.06 |
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