プロボウラー・インタビュー

両親の趣味がボウリングで、宮崎県の都城ハイレーンズで投げていたので、小さい頃からボウリング場が遊び場だったんです。遊び場感覚だったので、中学生の頃にやっとボウリングを始めましたけど、実は部活(テニス)の方に夢中でした。
でも高校生の頃に同郷で1歳年上の前屋瑠美(47期 No.509 フリー)プロと一緒に国体に出場することになって、ボウリング場でアルバイトをしたりと3年間がっつりボウリング漬けになりました。

その後は、保育士になるため大学進学で関東に来たのでボウリングは一区切りとなりました。
で、大学に通いながら居酒屋とかでアルバイトをはじめたんですが、なんか違うかなーと思って、そうだ！と経験のあるボウリング場でのアルバイトを探して、アツギプラザボウルでアルバイトを始めたんですが、保育士の実習の日程が忙しくなってボウリング場で働けなくなってしまいまして。
やっと保育士の資格を取得できて、引越したことでムサシボウルでの仕事に出会ったんですけど、なにしろムサシボウルの雰囲気が子供の頃に慣れ親しんだ都城ハイレーンズによく似ていて居心地が良くて、懇願してアルバイト面接に合格したんです。
そう、結婚することになった黒澤勝彦(53期 No.1336 ムサシボウル)プロとの出会いは、ムサシボウルの新人歓迎会だったんです。

アルバイトを始めてからボウリングは遊び程度で投げていたんですが、スタッフのみんなとのボウリングが楽しくなってきて、またがっつりモード再開したんです。
アルバイトを始めた頃に出会った土屋佑佳(54期 No.588 相模ファーストレーン)プロと一緒に練習したり、プロアマの大会に参加するようになって、ジャパンオープンにもチームを組んで参加したり。
そんな日々を過ごしているうちに主人のプロ挑戦を聞いて、自分も1回限りと決めて受験して、合格！アマ時代に一緒に国体に出た前屋瑠美(47期 No.509 フリー)プロも合格して同期(宮崎県初の女子プロ)になりました。

2020年に出産しまして。入院時がコロナ禍だったので面会禁止で誰にも会えなくて、それが何より辛かったです。
出産して半年後にボウリングを再開して15ポンドを投球したんですけど、体重が20kgも増えてたこともあって自分の体ではないような感覚で、なかなか思うような投球は難しかったです。でも子供は2人は欲しかったので、すぐに2人目を授かることができて良かったです^^