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桜庭良弘 SAKURABA YOSHIHIRO |
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1998年プロ入り 37期 No.920
NPO法人ライフアップサポート |
千葉県出身 |
178cm / 120kg |
右投げ |
シーズントライアル 2勝 |
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ボウリング |
ボウリングを始めたのは中学3年(1984年)春からで、家族やクラスの友達と度々投げに行ってました。秋に近隣のセンター(本八幡スターレーン)でジュニア大会にハウスボール&ハウスシューズで参戦、中学生の部で優勝してから病みつきに。以降毎月参加して上位入賞していました。
翌年春に高校受験で第一志望校の合格祝いに3点セット(ボール・シューズ・バッグ)を買ってもらった直後、センターからオファーがありTV出演することになりました。これをきっかけに本格的に競技ボウラーへの道を歩み出すことになりました。 |
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写真提供:桜庭良弘 |
写真は1985年3月、高校入学直前にTV番組に出演した時のもの。この収録で故・染谷景一郎プロ(後述しますが、当時はアマチュアでセンターNo.1ボウラーでした)と出会います。この10年後に再会した時、プロを目指すよう説得されまして… |
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収録時のワンポイントレッスンはアプローチ時に於ける手足のタイミングがテーマでしたが、収録後もウォーミングアップレーンで故・須田開代子プロから熱心に指導していただいたことは今でも忘れられない思い出です。
(まあ、それがきっかけで最終収録時まで約25G投げ続けていて、番組スタッフにバレて強制終了されてしまうというオチがあったんですけどね。ちなみにゲーム代は1円も払ってないので(^-^;)多分制作会社が払ってくれたのでしょう。) |
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大学時代は学連(全日本学生連合)で活動していて、当時の目標は "打倒プロ!" をモットーにオープン戦で1人でも多くのプロボウラーをやっつけるトップアマを目指していて、国体成年男子個人戦で優勝(1996年広島国体)もしました。
この頃まではプロになりたい気持ちは全くありませんでしたが、故・染谷景一郎プロと出会って「プロボウラーは試合で賞金を稼ぐことだけじゃない」と、プロボウラーが先陣を切ってボウリング場運営をしていく素晴らしさ(フロント・レーンメンテナンス・プロショップ・教室・イベント・大会(リーグ)等各部門が常時連携して運営することの重要性)を教わり、プロを目指すことを決意。1997年から丸1年掛けて修行し、翌1998年(男子37期)プロテストに合格、プロ活動が始まりました。 |
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動画提供:桜庭良弘 |
1995年8月、日米親善学生ボウリング大会TV決勝時(フジ取手ボウル)のもの。この頃には自身のプレースタイルが確立されており、翌年はNHK杯第3位や広島国体個人戦優勝に繋がりました。 |
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介護福祉士 |
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写真提供:桜庭良弘 |
左から井上真人氏(ゴルフ)、桜庭良弘(ボウリング)、阿部晋也氏(弊社理事長)、詫間 勉氏(自動車整備士)。仕事の空き時間を利用して身内のゴルフ用具やボウリングボールの手入れや、社用車の整備を行っています。 |
※ 介護福祉士
社会福祉士及び介護福祉士法を根拠とする国家資格。
(ウィキペディアより引用) |
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大分で知り合った阿部晋也氏(大分国体ボウリング競技 大分県代表選手)との縁で、2010年から介護の仕事を副業で始めました。最初は2級ヘルパー(現 介護職員初任者研修)からスタートしてノウハウを学び、2012年に自分たちの会社(NPO法人ライフアップサポート)を立ち上げました。
勿論、最初は経営経験が全くない状態で、ボウリングをする暇なんて全くありませんでしたが、2014年に介護福祉士(※)の国家資格を取得。その後会社規模も大きくなり、現在は「副理事長・サービス提供責任者」という位置付けで日々忙しくしています。
また、弊社では年2回大分で開催されている九州北地区プロアマ月例会の特別協賛等、県内ボウリングの発展に微力ながら協力させていただいております。 |
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居宅介護(重度訪問介護) |
多くの皆さんが高齢者介護のイメージを持つと思いますが、実は障がいを持った方向けの「障害福祉サービス」です。
障がい者訪問系支援(介護)の仕事は「重度の障がい者(脳性麻痺、頸部損傷等)」の方に対して、「自宅で」自立した日常生活が送れるようお手伝いをすることです。
仕事内容は大きく分けて2つあり、身体介護(着替え、食事、排泄、入浴、清拭等)と家事援助(料理、洗濯、掃除、買い物等)です。
自分は、24時間365日支援に対応出来るように、障がい者(利用者)が入居しているマンションの同じ階に住み、緊急時には即座に対応可能な体制を取っています。 |
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写真提供:桜庭良弘 |
障がいを持ちながらも、健常者と同様な日常生活を送れるようにお手伝いをしています。いつでも楽しく過ごせるようコミュニケーションは欠かせません。 |
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障がい者ボウリング |
弊社は「障がい者ボウリング普及に関する事業」も大分県から認められており、利用者さん(希望者)にはボウリングの用品提供や指導も行っています。 |
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弊社役員兼利用者さんで、大戸 竜之(おおと たつゆき)さんを紹介します。脳性麻痺のため生まれながらにして手足が不自由ですが、シューター(滑り台)を使ったボウリングが特技で、今でも週1〜2回ペースで練習を続けていらっしゃいます。
以前、博多スターレーンで毎年開催されていた「全国障がい者ボウリング大会」Fクラス(シューター部門)にて優勝を3度経験されました。
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プロボウリングにも興味があり、九州内でのプロトーナメントや承認大会に観戦に出掛けては、出場プロの皆さんからサインや2ショット写真を撮って貰っていましたので、大戸さんをご存じのプロも多数いらっしゃるのでは?
2015年に全国大会初優勝を決めた投球動画リンクを貼っておくので、是非ご覧になってみてくださいね(^-^)♪
ちなみにこのシューターボウリング、球速は約10km/hしか出ませんがボールのセットの仕方で曲がりを自在に変えられるので、実際にしてみるととても面白いです。自分はハイゲーム258ですが、大戸さんはキャリア9年でパーフェクトゲームを7回達成されています。
ボールは指穴なしで重さは15ポンド(対称コア、トップウエイトは多め、PIN〜CG間は狭め)、表面は軽くポリッシュしたボールを使用しています。(勿論レーンコンディションで変動しますが)序盤はスパット7〜10枚あたりから入り、キャリーダウンを感じたらシューターを板目半分外にずらすように教えていますが、まだまだ未開拓な部分がたくさんあるので、とても奥深いものがあると思います。
特にプロショップ(ドリルレイアウト)を担当されている方なら、より興味を持たれるのではないでしょうか。
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ピアノ |
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写真提供:桜庭良弘 |
「1986年3月 合唱コンサート(市川市文化会館大ホール)での一コマ」
この3ヶ月後、千葉県(県民の日)のイベントでは学年生徒全員(中学2年)+合唱部や先生方、総勢300名を超える人数がステージに上がりコーラスを披露。そこでもピアノ伴奏をしました。 |
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中学時代は音楽をやってたんですよ。中学の時は混声合唱と吹奏楽(トロンボーン)を掛け持ちでやっていました。合唱は「学生指揮者」として朝練習で先生がいらっしゃるまでの間、発声練習+2〜3曲指揮を執っていました。
吹奏楽は2年で辞めてしまいましたが、合唱は東日本大会まで進出し、芝公園のメルパルクホールのステージに上がった経験があります。
ピアノは独学で、誰からも習っていません。休み時間音楽室が開放されていたので、少しづつ練習を重ねて弾けるように。発声練習時でもピアノを使うので、その分慣れていった感じです。
当時は将来音楽の先生を目指していた時期もありましたが、いろいろあって結局プロボウラーに…人生って何があるか分かりませんよね(笑)
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2022年12月にグランドピアノを触れる機会があって、約35年ぶりに弾いたのがコチラです。
電子ピアノと違って、音の強弱が難しくて(特に弱過ぎると音が全く出ない)苦労しました。そんなに上手くいく程甘いもんじゃないですね〜(^-^;)
あっそうそう、12月なのに顔が焼けていますが決して酒焼けじゃなくゴルフ焼けなので、そこのところは宜しくお願いします(^-^;A
もっと練習して、いつかお披露目出来る日が来たら良いなぁ〜って感じですね(^-^)♪ |
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レッスン |
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写真提供:桜庭良弘 |
「大分高校ボウリング部練習風景(OBSボウル)」
この日は「クリア・ザ・デッキ」で基礎練習中の生徒達。何かあれば端の指導用レーンでフォーム・タイミング調整をするといった内容で、マンネリ化しないよう練習内容は十数パターンバリエーションがあります。自分や顧問の先生も生徒に交って一緒に楽しく練習しています。 |
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JPBA公認A級インストラクター(日本スポーツ協会ボウリングコーチ3も含む)資格を生かして、2015年から大分高校ボウリング部の指導をしています。
今年プロテストに合格した前田祐輔(61期 No.1454 NPO法人ライフアップサポート)プロも大分高校ボウリング部OBの一人ですけど、プロ志望系の子にはプロになってから苦労しないように立ち振る舞いや取り組み方等少々厳しめに接していますが、部全体に対しては「表現力×再現性」をテーマに、個々の実力(目線)に合わせて優しく(?)指導しています(^-^;) |
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一般の方向けレッスンは、大分市内にあるCPボウルで「ぼうらぼ」という練習会にて実施しておりますので、宜しくお願いします(^-^)♪ |
プロ活動25周年 |
男子37期、女子31期共に1998年プロ入り、今年でプロ活動25周年を迎えました。プロテスト受験当時や25年間のプロ活動に於ける良かった事や失敗してしまった事等の様々な思い出が、今思い返すとつい昨日の事のように思えます。 |
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写真提供:桜庭良弘 |
2023年6月、上)VEGA曽根ボウル(大阪)と下)菊陽ボウル(熊本)で開催されたイベントで撮影したもの。 上)(大阪)左から太田隆昌プロ(No.905)、寺村文孝プロ(No.908)、富永 尚プロ(No.906)、吉田真由美プロ(No.320)、市原由紀プロ(No.324)、桜庭良弘(No.920)、中沢 奨プロ(No.912)、勢力優之プロ(No.930) |
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写真提供:桜庭良弘 |
(熊本)左から桜庭良弘、楢崎信二プロ(No.928)、玉井慎一郎プロ(No.902) 皆さんとても元気に活動されていて、何だか気持ちが和みます(^-^)♪ 次回は5年後(2028年)、30周年イベントが出来るように頑張らなきゃいけませんね! |
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周りのお客様やスポンサー様をはじめ、多くの皆様に支えられここまで来られました。この場をお借りしまして厚く御礼申しあげます。
これからも身体が動く限り、今までの御恩に報いるべく頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いします! |
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トーナメント参戦 |
歳を取ったのもありますけど、会社を立ち上げてからは「セカンドキャリア」色が濃くなり、「後進の育成」や「地域の活性化」を意識した活動に偏っているため、練習量は激減しています(>_<;)
最近の若いプロ達はパワー・技術共に豊かな選手が多くて、見惚れているうちにコロッとやられてしまいますね〜 (^-^;A
でも、まだ負けじと頑張っている同期プロが多く参戦・活躍されている事はとても励みになっています。現状は年に2〜3試合位が手一杯ですが、出場する以上しっかり準備し参戦していきたいと思っています。
→ 桜庭良弘
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2023.09 |