下関オープンロイヤルカップ2016プロアマボウリングトーナメント(B公認) |
開催要項
期 日 |
2016年10月1日(土)〜2日(日) |
会 場 |
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下関ロイヤルボウル(AMF 52L ウッドレーン)
〒750-0066 山口県下関市東大和町2-1-15
TEL.083-267-1211 / FAX.083-267-1289 |
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主 催 |
日本プロボウリング協会九州北地区 / 日本プロボウリング協会中国・四国地区 |
特別
後援 |
下関市 / 下関市教育委員会 |
後 援 |
山口新聞社 / 山口県ボウリング連盟 / 下関市ボウリング協会 / 山口県ボウリング場協会 |
特別
協 賛 |
株式会社東洋エンタープライズ |
協 賛 |
各社 |
主 管 |
ロイヤルカップ運営委員会 |
賞金
総額 |
3,000,000円(優勝賞金800,000円)
パーフェクト賞 10,000円 |
ご観戦 |
前売り入場券(2日間通し券) 1,500円 ※会場センターにて販売
当日入場券(1日券) 1,000円
※高校生以下・JPBA賛助会員及びプロボウラー家族は無料(賛助会員の方は会員証をご持参下さい) |
出 場 |
<男子>
JPBAプロボウラー 80名
(2016シードプロ 48名+永久シードプロ+準永久シードプロ+プロテスト実技免除合格者及びトップ合格者+実行委員会選出プロを含む2015最終Pランキング上位者より合計80名)
<アマチュア>
男女アマチュアボウラー 160名 |
資 料 |
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プロの部 決勝ステップラダー進出者 |
1位進出 |
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石橋 孝 |
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2位進出 |
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大友 仁 |
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3位進出 |
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寺村文孝 |
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4位進出 |
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橋俊彦 |
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5位進出 |
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谷合貴志 |
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【 プロの部優勝 寺村文孝!】
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寺村文孝
(37期 No.908 桜橋ボウル/ハイ・スポーツ社 大阪府出身) |
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優勝ボール:ロックト・イン / Storm(ハイ・スポーツ社) |
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★下関オープンロイヤルカップ2016プロアマボウリングトーナメント寺村文孝、プロ19年目の初優勝!
本州の最西端・下関にて初の開催となったB公認大会・下関オープンロイヤルカップ。宮本武蔵と佐々木小次郎の対決の地、巌流島にほど近い下関ロイヤルボウルを舞台に、男子プロ達が武蔵と小次郎もかくやの熱い戦いを繰り広げました。
予選では山上英章や勢力優之、玉井慎一郎ら中国・四国地区、及び九州・北地区所属の選手、そして今季プロテストトップ合格で山口を地元とする嶋田佑介らが上位を占めましたが、今大会は予選スコアが持ち越されず0スタートの為、準決勝で順位は一変。
大友仁と寺村文孝が決勝進出枠を守り抜いた他は、圏外から追い上げた石橋孝、橋俊彦、谷合貴志らが飛び込みます。特に5位争いは熾烈を極め、嶋田と玉井はわずか1ピンの差で涙を呑みました。
5名による決勝ステップラダーは谷合VS橋、新進気鋭の若手対戦からスタート。
今季すでに2勝を挙げて波に乗る谷合と、今季デビューながら実技免除の実力をいかんなく発揮している橋は、のっけから両者ストライクの応酬を繰り広げます。
谷合が5連続ストライクを決めれば、ターキーで一度途切れた橋が再びターキーに。火花散る鍔迫り合いは、しかし8フレーム目で橋がイージーミスを出してしまい、谷合にワンマーク差で敗北を喫しました。
258対246という手に汗握る好ゲームを勝ち抜き、3位通過の寺村との4位決定戦に進んだ谷合でしたが、2フレーム目から4連続ストライクに成功したものの、中盤以降は変化したレーンに捕まってしまいます。
5フレーム目以降ストライクが決まらず、さらにオープンフレームを2つ出してしまった谷合。対照的に7フレーム目までストライクが1つしかなく、谷合に3マーク以上の差を付けられていた寺村は、谷合が崩れるのを待っていたかのように8フレーム目からストライクを連発。オールウェーを決めて逆転し、谷合をねじ伏せました。
決勝進出が決まり、「最後まで諦めず、後悔のないように」と自ら念じつつ、この1勝で少し気が楽になったと言う寺村は、続く3位決定戦も大友を相手に10フレ勝負の末、わずか2ピン差で勝利。
優勝できるかできないかよりも、一投一投悔いのないように投げたと言う寺村が、トップシード・石橋が待つ優勝決定戦へと駒を進めました。
大阪生まれの寺村と、京都生まれの石橋は、学生時代ともに学連で投げた気の置けない仲。しかし両者とも念願の初優勝を賭けた大事な一戦、しかも年齢的には後輩ながらも、プロ入りは石橋より5年先輩の寺村としては負ける訳には行きません。
4位決定戦からずっとスロースタートで後半追い上げる形で勝ってきた寺村は、この優勝決定戦でも4フレーム目までオールスペア。石橋は3フレーム目をオープンとしましたが、続く4フレーム目からターキーを決めて中盤はほぼ両者互角の状態に。
しかしここから寺村が本領発揮し、5フレーム目から5連続ストライクに成功。石橋はまるで運を吸い取られたかのようにストライクが続かなくなり、寺村が逃げ切り優勝を掴み取りました。
プロデビューから19年目の寺村、区切りの20年を前に一勝を挙げたいとの願いが天に通じ、学連時代の仲間との優勝決定戦を制するという重みある初優勝となりました! |
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アマの部 決勝ステップラダー進出者 |
1位進出 |
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藤村雅之選手 |
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2位進出 |
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佐々木剛選手 |
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3位進出 |
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庭月野恵選手 |
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4位進出 |
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坂口正則選手 |
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5位進出 |
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國崎孝行選手 |
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【 プロの部優勝 國崎孝行選手!】
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下関初のB公認大会となった今大会は、プロの部と同時にアマチュアの部も行われ、こちらは男女問わず中国・四国や九州からアマチュア選手が参加して賑やかな大会となりました。
アマチュアの部もプロ同様、準決勝は予選スコア持ち込み無しの0スタートとなった為、上位陣は大きく入れ替わり、決勝ステップラダーには予選Bシフト13位通過の藤村雅之 選手を筆頭に、佐々木剛 選手、紅一点の庭月野恵 選手、坂口正則 選手、國崎孝行 選手らが進出を果たします。
坂口選手と國崎選手の5位決定戦は、両者ともツーミスでオープンフレームとし、國崎選手がワンマーク差の勝利となりましたが、そこから國崎選手が無双状態に突入。なんと5位通過からごぼう抜きで優勝決定戦へと進み、安定したボウリングで優勝をもぎ取りました。
初代アマチュア王者となった國崎選手に、場内の観客から大きな拍手が贈られました。 |
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